総合福祉センター お知らせ

不登校の子どもの家族のための講演会を開催しました

 令和2年12月5日(土)に総合福祉センター多目的ホールにて、
見出しの講演会を開催しました。
 当日は、同朋大学社会福祉学部社会福祉学科教授の目黒達哉先生を
講師にお招きし、『不登校の子どもの理解 ~不登校だった経験から
話せる、子どもの自立に向けた親の接し方~』と題してご講演いただ
きました。

 講演では、講師ご自身が不登校だったからこそ話せる貴重な経験談を
お話しいただきました。
 参加者からは、「待つ姿勢が大切」、「間違ったことをしているわけ
ではないので堂々としていればよい」など、講師の言葉が心に響いたと
の声をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  参加者アンケートでいただいた疑問や質問に対して、講師の先生から
コメントをいただきましたので掲載させていただきます。

アンケートでいただいた主な疑問や質問 講師からのコメント

「見守る」と「放任」のバランスが難しい。
 昼夜逆転まで容認すべきか。

 「見守る」とはどこにいても子どもさんに意識を向けていることだと思います。「見守る」と「放任」の中間の間隔が大切かもしれません。
 昼夜逆転は、子どもさんはそうせざるを得ないような状態にあると思います。
 ですから見守ってほしいと思います。

 

 友人、先輩等の関わりはあまり関係がないでしょうか?
 不登校の子達がどうやったら居場所に来てくれるのか悩んでいます。参加者が、中々増えません。(増えれば良い訳ではありませんが…)

 

 人とのかかわりはあった方がよいと思いますが、子どもさんが外に出ていけないのであれば、待つ姿勢が大切ではないでしょうか。辛抱強く待つ姿勢です。諦めない。どんな些細なことでもよいので、子どもさんが行動に移すにはどうしたらよいか考えていきたいですね。
「おはよう」「おやすみなさい」などの挨拶からでもよいと思います。子どもさんから、挨拶が返ってくればこれも行動に移す第一歩だと思います。

 
 安城市社会福祉協議会でも、不登校や引きこもりの子を持つ親や家族が気軽に
交流できる場として、中部福祉センターを会場に「サロン・ド・ででむし」
毎月1回(原則、毎月第4土曜日午後2時~午後4時)開催しています。

 また、市内にあるの親の会に関する情報は以下のサイトにもまとめられています。

 安城市不登校総合サイト(外部リンク)

 お気軽にご参加ください。