2022年パキスタン洪水救援金の募集開始

 2022年6月以降、モンスーンがもたらした例年の10倍以上もの降雨により、パキスタンのバロチスタン州、シンド州、カイバル・パクトゥンクワ州、パンジャーブ州で大洪水が発生しました。この数十年で最悪とされる洪水が同国を危機的状況に追い込み、9月2日時点で子どもを含む1,200人以上の死者が報告され、3,300万人以上が被災、50万人以上が救援キャンプで生活していると推測されていますが、被災地への道路が寸断され、全容はつかめておらず、被害状況はさらに深刻であることも懸念されています。

 日本赤十字社は、この度のパキスタン洪水被害による人道危機を受け、国際赤十字が実施する救援活動を支援するため、「2022年パキスタン洪水救援金」の募集を開始いたしました。
現地の被災者に少しでも多くの支援を届けるため、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。